抹茶日記<2004’04月下>

April, 2004

04/30


「CLANNAD」
 「KANON」「AIR」と伝説的ギャルゲーを発売してから、ついに3年。
 KEYが放つ新作アドベンチャーゲーム「CLANNAD」が4/28に発売されました。
 あなたは買いましたか?
 私は買っていません。
 いや、だって完全コンプリートに80時間掛かるそうではありませんか。
 そんなことを言われたら、少しでもプレイする気が起きませんよ(笑)
 ちょっとでも遊んでしまって、帰って来れなくなったら流石に困るしな。
 でも、日常的な出来事がどんな感じで書かれているのかは気になるところ。
 初回限定版を買ってきて、初回特典のサントラを聴いて想像するだけでもOKかな……とか思った。
 レビューを検索してみるとやはりシナリオの評価が高いようですし、研究用に買うかもしれんよ。

04/29


「低賃金」
 ニュース23アニメ業界の特集を放送していた。
 アニメ業界は日本を代表できる産業だといわれますが、現実はかなり厳しい。
 アニメを作る人の手に余るほど、アニメの仕事が増えた割りに相変わらずの薄給。
 ゲーム業界と比べると多分手取り3〜4分の1……ってか、10万円超えないのはいくらなんでも酷いと思う。
 現にアニメからゲームへ移った人は多いってか、知り合いはほとんどそんな感じだ。
 そんな状況なので、最近のアニメは粗製濫造が多い。深夜のアニメなんて、見なければ良かったとさえ思うこともある。いや、どれとは言わんが……。
 作画面の衰えは誰でも分かるし、韓国の業界の方も言っていたがシナリオもまた難しいのである。
 実のところ、シナリオってものはどんなに機材が進歩しようとも、それと同じように進歩するものではない。
 それどころか、昨今の実情ゆえにかなり辛いことになっている。
 質も量も求めなければならないのだが、実際はだんだん先細りという寂しいことになっている。

04/28


「食べ放題」
 友人たちと食べ放題の店に行くが、17:00からだそうで……せっかく青葉台まできたのになぁ。
 仕方が無いのでびっくりドンキーでハンバーグを食べる。
 値段の割りに量が多いのは分かるが、量が少なくてもいいから美味しいハンバーグを食べたかったなという気がする。
 400gを頼んだ俺も悪いのだが(^^;) 味わうなら150gで充分ですな。

 近所に食べ放題の店はないのか?と調べてみたら、ごく近いところに寿司の食べ放題があるようだ。
 ここもそうみたいなんだが、行った友人がご飯ものが無いと怒ったらしい(^^;)
 あとは「甘太郎」かな。居酒屋だから微妙だ。
 しかしながら¥3000で食べ放題なら、普通に食った方が良いよな……。

04/27


「新作の構想」
 新2階の掲示板では、「ノベル」は作りませんなんてことを返事しておりますが、実のところ分かりません。
 プログラマとしてはノベル作ってもあまりメリットは無い。
 実はノベル用ゲームエンジン作ってありますがほとんど会社で作ったものなので公開するわけにもいかない。まあ、NScripterや吉里吉里を使えば良いのですが。
 プログラマとしては、3Dの作品をそろそろ作らないといけないと思っています。
 PC-9801の時代に3D表示やったっきりなんで(^^;)
 そんなわけで、プログラマとしては次回作は3DRTS!!

 企画としては、3DRTSで面白いかもしれないシステムがあるので、是非とも3DRTSを作りたい。別に2Dでも問題は無いのですが。
 テーマは宇宙艦隊戦か魔女っ子……なんだそりゃ(笑)

 とはいえ、シナリオライターとしては、ファンタジーandオカルトandエロand戦闘無しの恋愛を何処まで描けるか!?というのはとても興味がある。いや、少しくらいエロいかも知れませんが(笑)
 っていうか、プロローグみたいのは前に描いていたな。札幌旅行から帰ってきたときにサラッと描いた奴。
 絵と音楽に関しても恋愛ノベルが作りたくて仕方が無い感じです。エロいの希望。

 脳内の多数決では何だかんだ言って、恋愛ノベルが強いです。
 しかし、脳内リーダーは言いました。
「それはさておき、PFをよろしくね」
 まったくをもってリーダーのおっしゃるとおりです(^^;)

04/26


「それぢわ、ちいてんをはじぬる」
 とりあえず見たアニメの感想でも書いておくかな。
 適当に流して見ているので、深い感想はありません。
 それにしても原作有りってのが多いですな。仕方ないか。

「MADLAX」
 「Noir(ノワール)」だ。間違いない(笑)
 相変わらずBGMが大きい。しかもちょっと怪しげなBGMが笑える。
 ヤンマーニ♪ヤンマーニ♪と騒ぐのも分かる気がする。サントラ買いそうで怖い。
 それにしても登場するキャラクターの焦点は……目が怖い。

「GANTZ」
 ヤングジャンプ連載の漫画が原作。原作はチビ星人の逆襲編あたりから見始めました。
 特に予備知識無しで見るとそんなに出来が悪いようには思えないのだが、原作ファンからはブーイングの嵐だった。
 気になったので、原作を1巻から9巻をまとめて買って読みましたが、確かに端折りすぎてるかも。
 原作はエログロ描写(特にグロ)が激しくゲームっぽい展開が気になるかもしれないが、登場人物の描写が当を得ているのでリアルに感じられ面白い。ちょこと読むつもりが、ついつい一気に9冊買ってしまったよ(^^;)
 最近のアニメは原作を買わすためにある(笑)

「修羅の刻」
 そういえば原作を3巻ぐらいまで持っていたような……どこに行ったか?
 人様に激しく奨めるようなものでもないというか、今更何故アニメ化?
 まあ本編より外伝の方が面白いとは思う。
 新撰組ブームに乗じ、幕末編もやるつもりなのかなぁ?

「MONSTER」
 浦沢直樹の原作。原作どおりの堅実な作りみたい。
 しかし、野球放送のせいで2週ほど見逃した……今まで録画ってしたことないので、これはやられた(笑)

「RAGNAROK」
 ネットゲーのアニメ化。ゲームのアニメ化で成功したものはあるんかと……。
 それ以前にライトファンタジーってのが駄目(書くと長いので省略)になってるので、見るの辛い(^^;)

「爆裂天使」
 雰囲気としてはカッコ良いけど、外している気もする。
 サイバーパンクな雰囲気は好きだが、メカデザインがカッコ悪いのかもしれんね。

「忘却の旋律」
 第一印象、なんじゃこりゃ?(笑) OPの曲はカッコイイから好き。
 わざとなのか、この古めでナンセンスなデザイン。でも、妙な味わい。
 鳴り響け僕のエロス!(笑) なんかエロいぞ、流石は規制の緩いTBSか。

「鉄人28号」
 あらためて横山光輝大先生に黙祷。
 これは夕方に放送して良いんじゃないかなとも思える出来。
 鉄人カッコイイです。

「絢爛舞踏際 マーズ・デイ・ブレイク」
 なんで「絢爛舞踏祭」というタイトルなんだろう?という疑問はあるが、普通にSFものとして楽しめる。
 ヒロインというより女傑が活躍する珍しいアニメ(笑)
 一応ゲームが原作っぽいがゲームはまだ開発中みたいですな。

「恋風」
 OPの曲は好き。OPのキャラクターの脚がやけに短いのはなんでだろう……。
 本当の妹に恋をした兄の不甲斐なさに萌える(笑)

「天上天下」
 ボンバヘッ♪ ボンバヘッ♪ orz
 いや、なんでもありません、忘れました。
 大好評絶賛放送中!!なんですってよ、奥様。

「レジェンズ 甦る竜王伝説」
 最初は見る気無かったんですけど、意外に面白く感じられた。
 玩具先行の企画で原作漫画もあるみたいなんですが、それを全てぶち壊してる。
 キャラクターデザインで引いてしまうのはもったいない面白さ。


 まっちゃくん 0てん。
 アニメみすぎ。
 作業しなすぎ

04/25


「アレドール」
 アレ、4体買いました。
 分かる人には分かるのです。
 私は20軒近くのコンビニを巡りました。
 が、実のところ、最初のコンビニでコンプリート可能でした。
 しかし、いい大人の私がポニーテールの可愛い女子高生風店員さんを目の前にして、アレを4体まとめて買うことなど出来ませんでした。
 だから旅に出ました。趣味はサイクリングです、大丈夫。
 ママチャリでそこらじゅうのコンビニを巡ります。
 なかなか4種類全部置いてある店がありません。
 発売日から日数が経っていたためか、置いてあった形跡はあれど一個も無いところがほとんどでした。
 気づいてみれば隣の区(笑)
 なんとか4種類全部揃ってるコンビニを発見。今しか無いと思い(というより、疲れたので)、店員さんが背の高い女子大生風の美人さんでしたが買いました。
 「俺はオタクなんだよ、分かれ! ガルルゥゥゥゥーッ!!」と店員さんを睨みつけて購入しました。
 人間として悲しいよ、今の俺(T_T)

 というわけ?で、つまり、最初のところで買っとけよってことです。
 欲しいものを見かけたら、躊躇わず手に入れなさいという教訓を学びました。
 ありがとう、アレ×4体。
 大人になるってどういうことか分かった暑い4月の日。

「近所の秋葉原はサトーム○ンですが」
 近所とは言い難いですが、近いところに「DOS/V PARADISE」が出来たので帰途のついでに立ち寄った。
 秋葉原の中で必ずしも一番安いとは限らないドスパラですが、秋葉原まで行く時間と旅費を考えれば、充分便利な場所にあります。
 これで神保町の三省堂本店並みの本屋が近所にあればもはや区外に出る必要無し。

 ちなみに本家?の近所の秋葉原のサトー○セン港南台店はいつの間にか閉店していて、解体作業中でした。

「教訓追加」
 4体じゃ駄目なんだ……ほ、保存用!!(笑)
 また買いに行くのしんどい……。

04/24


「機動戦士ガンダム外伝 0079 コロニーの落ちた地で……」
 ドリカスのゲームなんですが、「機動戦士ガンダム外伝 0079 コロニーの落ちた地で……」ってのを友人宅で遊びました。
 簡単に言えば3Dシューティングゲームなんですが、自分が小隊長で二機いる僚機と指令車に命令を出せるのと、キャラクターデザインが小林源文(もとふみ)氏というのが他のガンダムゲーと違うところです。違いすぎ(笑)

 主人公が使える最初の機体はジムとジムキャノン。途中で量産型ガンキャノンが追加されるそうですが、それだけ。ねぇ、ガンダムは何処よ?w
 しかも、ジムは所詮はジムなんだというほど弱い! 敵のザクと大して変わらず、グフとまともに戦うのさえ厳しく、最後に出てくるゲルググ何ぞとはまともに戦えない!(笑)
 しかしながら、2機の僚機と一緒に戦えば何とかならなくも無いゲームバランス。
 恐ろしいまでに硬派なミリタリー仕様。だが、それが良い。

 一騎打ちではハッキリ言ってヘボパイロットの私ですが、二機の僚機をパシらせるに指示を出すのは得意(笑)
 当初、こういうシステムがあることを知らなかったので、知ってからは苦戦した輸送機ミデアを二機のグフから守るというミッションもパシリを囮にして味方に接近戦を任せ遠くから撃つことでクリア……するはずだったんですけど……。
 グフ以外のザクキャノンも倒さないといけないってんで、最後の一体を残し殲滅。
 その最後の一体の前に自機が大破。さすがに近づけないので、二機の僚機を向かわせます。
 残ったザクキャノンは私の機体を狙っているようですが、射程外。
 目の前で爆発する砲弾を見つつ、楽勝気分で高みの見物していたんですが、敵が一歩前に出たらしく……隊長機炎上(笑)
 あまりにお約束的で間抜けな死に様に爆笑しました。

 まあ、結局のところ、巧い人は隊長機一機だけでもクリアできるげーむらしいんですけどね。
 無様な小隊長気分が味わえて楽しかったです(笑)

04/23


「塗らないとね」
 息抜きついでに顔グラを描くのは良いとしても、色を塗らんと使い物にならんからねぇ(^^;)
 そろそろ、色塗りに時間を回すか。

04/22


「大家族」
 大家族というと一般的には「子沢山の貧乏家族」なのでしょうけど、俺が思い浮かべたのは「妹が12人」でした。
 なにか間違ってますかねぇ?(笑)

「海が見てぇ!」
 熱帯魚屋に勤める友人(彼女募集中です。書いとけと言われたのでw)から遊ぼうといわれたのでついていく。
 ついでに近所に住むXQNH氏も連れて行く。
 飯食ったり、どうでもいい話をしたり、海にドライブしに行ったりしただけですが、あまり普段することではないので新鮮で良い気分転換になったと思う。
 最近、色々と気が詰まっている状態ですからねぇ。
 野郎3人じゃんという事実はさておき……。

 本当のところ、海に行くつもりなぞ無かったんですが、ふと次回作?予定の参考に海を見たくなりました。
 なにが次回作なのかはやはりさておくわけですが……。
 なんにせよ、海はデートスポットだ。恋愛小説の舞台には丁度良い。
 次回作は恋愛ノベル?なのかどうかもハッキリしていませんが……。

 私として砂浜のある海の公園に行きたかったのですが、実際に行ったのは港の海岸通りといったような感じでした。
 閑散とした通りにはアベックや釣りキチ、魚を狙う野良猫などがいました。魚は釣れているのかどうかは分かりませんでしたが海面近くを大きなボラが泳いでいたので、釣れているのでしょう。野良猫も狙ってるみたいでしたし。
 たまに沖合いの船から来る波が防波堤で弾けて飛ぶ飛沫を見ていたり、ゆっくりと動く船をボーッと見ていたり……それだけでも楽しいものですね。寂しいけどなw

「アベック、いちゃついてるわけだが」
「あれは別れ話をしているんだよ」
「ねこねこ〜♪」

 とりあえず猫とアベックを海に投げ落としたい気持ちで一杯になったところで帰りましたが、防波堤から見える港、沖の光景や、歩道脇の休憩所などは良い参考になったと思う。
 いや、だから、なんの参考やねんということはさておき……良いプロットが書けそうだ。
 書くのか?(笑)

04/21


「らくがきのすすめ」
 「トリビアの泉」のトリビアの種のコーナーで中学生の教科書の落書きで一番多いのはなんだろうということを調べていた。
 で、なぜか手元にあった中学1年の時の教科書を見てみたんだが、左のような落書きだらけだったので人間としての自信を失いました(^^;)
 額に「肉」「米」と書くのは当たりまえ。ヒゲ、サングラス、無駄に長いリーゼントもありました。
 第3者の介入や台詞も多く、無意味に剣と盾を持たせているものも多かったです。
 ウ○コの落書き以外は網羅しておりました。
 自分でもウン○は越えてはならない一線と認識していたのでしょう。
 っていうか、勉強してください、中学生の俺(^^;)

 まあ、この後、この有様を見て悔い改め勉強したのかどうかは忘れたが、多少英語は出来るようになっていたんだから、これはこれで良かったのかもしれない?(笑)

04/20


「USB」
 カップウォーマー
 空気清浄機
 扇風機
 マイナスイオン発生器

 USBにつけるこれらの機械が近所の「PCDEPOT」で売っていた。
 わざわざパソコンにつけるメリットの無い商品群。
 無論、これが売れ線の商品な訳はなく、ダンボールに入れられまとめて売られていた。
 要らないとは思ったけど、全部付けたマシンを見てみたい気はした。
 お金をくれるなら、俺のマシンに全部付けても良いぞ(笑)

04/19


「テストプレイ」
 なんとなくでは有りますが、地味に進行している「PF the world」
 広域移動とCPU思考という難関がまだ残っていますが、ぼちぼち。
 ところで、今度のPFはクリーチャー以外にも兵士を雇うこともできるわけですが、こいつらは当然一人ではなく集団なわけです。
 兵士1人に付き、HP1です(笑)
 攻撃力は人数が多いほど増えますが、移動力と攻撃速度が逆に減ります。防御力は無関係。
 クリーチャーの攻撃や魔法攻撃を食らうと、一回あたり大体50〜100人は死にます。戦場は無情です。
 クリーチャーは神殿をレベルアップさせると召喚出来ますが、基本的な扱いは今までどおりです。
 クリーチャーはHPがいくらであっても1体。

 で、ゲームバランスを取るためにチェックしてたら、ドリアードたんが500人兵団を洗脳しました。
 いきなりファンクラブが出来ました(笑)
 しかし、洗脳が失敗していたら、逆に500人のおっさんたちが1人のいたいけな?少女を襲うわけですよ!
 戦場は無情です。
 なんか嫌なゲームですね(^^;)

04/18


「新アニメ番組」
 とりあえず、4月改編のTVアニメのことでも書いておく。
 当たり前のことだが何から何まで全て見る必要はないので、多少絞るわけです。
 絞るんですが、結局全部見てるかも(^^;)
 録画って便利ですね。

 新番組の中では個人的にオススメは、
 「ケロロ軍曹」「せんせいのお時間」ですね。
 「ケロロ軍曹」は、ギャグが滑っている気がしなくも無いですが、気楽に見られるのが良いです。
 夏美たん萌え。
 「せんせいのお時間」は4コマが原作なので、「あずまんが大王」と比較されがちですが、あずまんがに見られたシュールなネタや間をおいて繋がっているネタが無いので、あまり無理の無いアニメ化になっています。
 展開のテンポが良くて、これもまた気楽に見れて良いですね。
 みか先生がかわいいと思えるのは多分正常。
 ああ高校生に戻りたいと思えど、変態ばかりのクラスメートは勘弁だ(笑)

04/17


「ほえ〜」
 「カードキャプターさくら」の再放送が見られるだけで幸せです。
 しかも知世たんが登場するので完璧です。
 俺は萌え死ぬ。
 ほっといてくれ(笑)

「河合克敏」
 深夜に放送している「モンキーターン」
 競艇が舞台になっているだけでマイナーな感じだが、レースシーンや登場人物の描きかたがきちんと出来ていて、楽しめる。
 凄い面白いというわけではないが、見てる。
 原作が結構長いので端折られている箇所も多いのだろうという気はする。

 「モンキーターン」の原作は未見ですが、同じ作者河合克敏の漫画「帯をギュッとね!」は持っています。
 柔道の漫画なのですが、とてもさわやかなのです。汗臭くない。
 また個性的な登場人物も多く、掛け合いだけでも楽しめる。
 暗い人物がおらず、みんな明るく可笑しくてさわやか。変なのもいますが。
 良い人間か憎めない人間しか出てこない。
 人間関係がドロドロした物語が好まれる昨今、矛盾を感じさせない爽やかさを描けるのは凄いと思う。

04/16


「横山光輝氏、死去」
 漫画家横山光輝大先生が火事によるやけどで死去。
 老衰や病死ではなく、事故死。
 寝タバコによる火災。

 正直言って、横山光輝先生の漫画が無かったら、三国志は見ていなかったかもしれないし、魔女っ子だってこの世にいなかったかもしれない。
 作家性という意味では手塚治虫先生やそれに続く大先生方の中では、低いと評価される嫌いがある。
 娯楽に徹していて、自己主張が無いとよく言われる。
 歴史モノ漫画でも淡々と原作に余計な創作を加えず書いていたと思う。
 それが漫画というメディアにおいて悪いわけではないのだという主張が実はあったんじゃないかって気がする。
 変な主張があり無駄に頭使わせて結局何が言いたいのか分からない作品よりは、読者が素直に次を見たいと思わせる作品を目指していたと思う。
 だからといって創造性が失われていたわけではなく、横山先生は新しいものをたくさん生み出したと思う。
 そこには壮大なテーマってのは無かったかもしれない。三国志も吉川英次が原作なわけだし。
 しかしながら、一読者はどんなものを見たいのだろう?ということを主体に置き、そしてより多くの読者に見せる大衆娯楽としての漫画、商業漫画の先駆者としての功績はやはり絶大なもので、漫画の神様の一人ともいうべき人だった。

 そんな人が事故死。
 事故死ってあたりがなんとも……悔しいです。

「たばこ」
 タバコが嫌いです。
 吸うのは勝手だと思うのです。
 どうしようもなく臭いのも我慢できなくも無い。
 大体、水に浸した水溶液で飲めないものを口にするという時点で人間として、生物として信じられないというほど嫌煙家だったりもしますが……吸うこと自体は否定はしない。
 なんとなく吸っている人に、「どうして吸っているのか?」「吸わなければ生きていけないのか?」を400字詰め原稿用紙20枚程度にまとめて書けとか言いたくなりますが。
 禁煙の場所で吸っている人を見ると、延髄斬りとか試したくなりますが。
 ボイ捨てする人の背中にポイ捨てしたタバコを入れたくなったりもしますが。
 微妙に過激派チックなことを書いておりますが、機嫌がよほど悪い時にでもないとこんなこといいませんので愛煙家さん、嫌わないでー(笑)

 こんな私ですが、実はタバコを吸ったことがあります、小学生の時に(笑)
 大人ってどうして吸うんだろう?と興味本位で。
 ただ、あまりに不味くて、二度と吸わないと誓ったわけですが。
 ちなみにセッター。

 しかしまあ、火事で焼死するのは嫌だろ。
 嫌ですよね?
 だから、タバコ止めれ。
 メリットを否定はしないけど、デメリット大きすぎやしませんか?

2004'04上
2004'05上