抹茶日記<2003’09月下>

September, 2003

09/30


「週刊アクション、さようなら」
 今日の9月30日号をもって、双葉社の「週刊アクション」は休刊。
 再開は半年後の2004年春らしいです。
 で、その中身……散華の嵐とでも言いましょうか、最終回だらけ(笑)
 「女子高生」と「マエストロ」以外は最終回、もしくは第一部完。
 TVドラマ化されるらしい「リーマン戦記・独身3」もまだまだ続きそうな感じではありますが。
 「ルパン3世」さえも終わりっぽかった……。
 まあ、正直な話、「女子高生」以外はどうでも良かったりします。
 面白い漫画ですよ「女子高生」
 でもあんまり女子高生、女子高生!って騒ぐと頭おかしな人と間違われるので止めます。
 最近、少女を狙ったさもしい事件も多いですしね……。

09/29


「携帯……」
 携帯電話って最近電車の中でも平気で使う人、多いですよね。
 ペースメーカーなどの医療機器が誤動作という話は本当に何処へ行っちゃたのでしょう?
 病院の中に貼ってあったポスターによれば「職員の使っている携帯電話は大丈夫」ということなので、現在はどの携帯電話もさほど気にすることではないんだろう。
 でもね、電車の中で携帯電話はとても迷惑だと思う。
 皆が皆、携帯で話し出したらさぞかしうるさいことだろう。
 それに何処の誰に話しかけてるか分からんし。

「もしもし○○? あ、俺だけど……」
 俺の苗字って日本人にとても多いから、その一言で寝ているのに起きてしまうのよ……勘弁してよ。

 それはさておき、携帯ほにゃらら。
 最初、弁当箱かと思った。
 しかし、電車の座席にくつろいでいたおばさんが取り出したそれは弁当箱というには大きすぎで、むしろバスケットかと思ったが、ボディがプラスティックでガラスのモニタがついていたため、それでも無かった。。
 おそらく、携帯テレビ……だと思う。
 だが、携帯というにはあまりに大き過ぎると思った。
 おばさん、電源入れた。確かにテレビだ。
 その隣で携帯電話を熱心に見るサラリーマン。

 ああ、携帯電話で民放テレビが見れたら良いのに……というか、すでにそれが当たり前かと思っていたら違ったんですね。
 携帯でテレビが見たい。
 少なくともゲームよりはテレビだ。
 あんな小さい画面でドラゴンスピリットとかやりたいと思わんよ……ゲームショーのパンフで見たけど。
 まあ、そろそろテレビの見られる携帯電話が出るらしいですが、やっとそんな時代だったのですね……とにかく意外だった。
 携帯テレビで、仕事中に昼ドラ見る時代も近いんだな(笑)

09/28


「YSY」
 というわけで、やることあるってのに最優先で「YSY」やっちゃうしな、解いちゃうしな……。
 え、ええ、楽しかったですよ。
 多少短いように感じられるだろうけど、アクションRPGだから仕方が無いところですな。
 このクオリティで文句言われたら、あまりにも可哀想過ぎるっす。
 っていうか、文句言うやつが贅沢だ。
 少なくとも俺は金額分以上遊べたと思う。
 でもさあ、結局ダッシュジャンプってのが出来なかったんですけど……。
 俺が下手糞なだけですかねぇ?
 しかしまあ、YSIのマニュアルには確かアドル・クリスティン氏には百余冊の冒険譚があるらしいんで、YS80ぐらいまではこの調子で頑張って欲しいよ、ファルコム。

 で、YSシリーズに関してのトリビア。

『YSV』って正式名称ではなかった」

 便宜上そう呼ばれているだけあって、あくまで正式タイトルは「WANDERERS FROM YS」なんだとさ。
 でも、結局みんなYSVっていうから、YSVで落ち着いている。
 移植版でもYSVになっている。

 確認してみた……。
 少なくともMSX2版の「WANDERERS FROM YS」には、パッケージにもマニュアルにも「YSV」とは書かれていない……と言いたかったが、2〜3箇所に書いてある……。
 パッケージの裏にあんまり目立たないですが、「イースV」って書いてあります。
 他にもゲームを始めると、ユーザーディスク作成時やOPにちょこっとでます。
 まあ、パッケージの表には書いていないし、マニュアルにもユーザーディスク作成時の画面写真しかないんで、大々的に「イースV」とは謳っていなかったことだけは確からしい。

 というわけで、これからは「ワンフロ〜」って呼べ(笑)
 「イースV」でいいっす……。

09/27


「秋風に舞い散る寒桜かな」
 午前中、秋葉原でちょっとした仕事。
 仕事なんだが、仕事のような仕事じゃないような……。
 頑張っているのは分かるが、空回りしている……と思った肌寒い今日この頃。
 自責の念に駆られる。

「お師匠さま?」
 午後、専門学校時代の講師であった方に会いました。
 今はネットでマージャンとか花札を公開していて、雑誌付録なども作っておられます。
 ってか、「KOBASoft」さんです。

 昼飯食ったり、喫茶店で苦労話をしたりしました……本当に苦労されています(^^;)
 いろいろと話を聞いたり話しているうちに、自由にゲーム作って売っている方が良いかなーと思えてくる……(^^;)
 さて、どうしたものやらと揺れる心有り。

09/26


「イース6」
 家に帰ってみると、「YSY」が届いておりました。
 ファルコムの直販で買ったので、発売日の前日に届きました。
 そりゃあもう早速プレイですよ。
 Xから8年、イースもついに3DアクションRPGになりました。
 YSTUEtarnalからかなり進化しております。

 ゲーム開始。
 アドルは、やっぱり行き倒れて美少女に介抱されるっす……お約束ですな。
 レダ族の村を適当に歩き回ってから、外に出るとそこは樹海。
 少し出歩くと、狐だかイタチのような小動物が走り回っていました。
 「おっ、かわいいなぁ」と撫でるように体に触れてみると4ダメージ!!
 こ、こんないたいけな小動物が最初の雑魚敵とはっ!
 すぐさまショートソードで叩っ切る、アドル。
 「ミューッ!」と声を上げて、
頭胴体四肢尾全てを撒き散らして爆散する小動物。
 え? そ、そこまでするつもりはないんですけど……v
 本当に酷いな、アドル(笑)

 そのうち、そんな動物および昆虫虐待にも慣れ(ヲイヲイ)、ゲームを進めていきました。
 ちょこっとだけのつもりが気づいてみれば、2本目の剣を手に入れ、忘却の遺跡入り口まで遊んでしまいました……。
 明日仕事があるんで、この辺りで止めておこう……ってか、明日じゃなくて今日だし、もう、4時だよ……。
 「YS6」、楽しいです。
 なお、右のはマニュアルからの転載なんですけど、アドルがあんな嬉しそうな顔をしていたら、誰もがそう思うと思います(笑)

09/25


「営業」
 昼、休憩がてら本屋へ行く。
 専門書を三省堂で漁り、書泉ブックマートで資料と漫画と漁る。
 そういう時機というのがあるのかどうか分からないが、出版社の営業マンが本屋の店員に本を薦めている光景が比較的多く見られた。
 そんななか、こんな声が耳に入ってきた。

「眼鏡をかけた委員長がですね……」

 眼鏡! 委員長!! 俺は反応した(笑)
 声の方に近づく……スーツを着た真面目そうな営業マンが本屋の男の店員に資料を見せていた。資料には漫画の原画のコピーらしきものがあった。

「なるほど……売れそうな絵柄ですね」
「ええ。で、その委員長がそれはもうエッチなことになってしまってですね……(以下略)」

 早い話、エロ漫画の営業を目撃したわけですが、場所が場所でなかったら警官に職務質問を受けかねないような会話になっておりました。
 でも、2人の表情は真剣そのもので、この漫画がどれだけ素晴らしいか、売れるのかをやりとりしておりました。
 仕事とはいえ、大変だなぁ……と思いました。
 仕事だもん、仕方ないよな。

09/24


「日本インド化計画」
 今日は健康診断というわけで赤坂に行った。
 赤坂駅周辺は危険な場所だった。
 特に健康診断のために空腹にしている人間にとっては!!

 で、帰りに「デリー」の赤坂店に入りました。
 健診中、この店のことしか考えておらず、更衣室に入り忘れたり、2・3回名前を呼ばれても気づかない有様だった。
 この店に行かなければならないと思ったら、もう駄目だ。
 たとえ、メニューの料金が高く、懐が寒いことになっていても。
 カレーという食べ物がそう思わせるのだ。
 想像するだけで、胃の中が刺激される。
 食べずに会社に帰ることは許されない。

 今回食べたのは……「コルマカレー」のコンボセット。このカレーはたまねぎをベースにスパイスを炒め煮込んだものだそうです。
 味は……まあ、結構いけました。
 インドカレーといったら、こういう味なんだろうなと納得できる。
 正直美味かったと言いたいけど、値段が高目だしねぇ……会社から近いわけでもないしなぁ……。
 少なくとも某エチオピアの「カレーに見せかけた辛口薬草汁もどき」よりは断然に美味しかったです。

「ギブミーマネー」
 仕事帰り、品川駅の階段を上る。一番速く駆け上がったと思う。無駄なところで体力を消費している。
 上りきった……汚らしいジャージの背が小さい若者、少なくとも俺よりは若そうだ……が近づいてきた。

「お金を落としたんです、電車賃¥700ください」

 なんだかたどたどしい口調であった。健常者ではないようだ。
 それが判断の基準となったわけではないが、あげなかった。
 なにせ、俺も¥700無かったし(笑)
 昼間のカレーは高く付いた……v
 しかし、持っていたからといってあげていたかどうかというと、やはりあげていなかっただろう。
 そういうことは警察なり駅員に相談すれば良く、少なくとも通りがかりの人間に言うことではない。
 それにどうせあげるなら、美女とか美少女とかじゃないと嫌だ。

09/23


「夏服最後の日」
 潮風の匂いがする古着を着て、海を見てた季節が終わる秋分の日。
 台風の影響だろうか、この間まで暑い暑い言っていたのが嘘のような寒さ。
 いつもは上着も着ないでゴロゴロするが、流石に耐えられないので着た。

 残暑の夏も終わり、本格的な秋がやってきたと思う。
 だからこそ、さっさとTOPCGを変えたいところなんですが、どうも気合が抜けてしまっているわけで……v
 リンクしているサイトさんを巡ってみると、おそろしく頑張っている方々もいるので、私も頑張らないとなぁとは思うのです。
 思うだけなんですけど……v

09/22


「ゲームを作ろう!」
 夏休みが終わったせいか、それともテスト期間の逃避のためか、ゲーム系の掲示板で「どうやったらゲームを作れますか?」という質問が多いように感じられる。
 昔はパソコンでも簡単にゲームが作れるのだということが他人に聞かなくても充分に分かったものだが、最近はゲームのイメージが大きくなっているためか、どうしていいものやらと悩むらしい。
 正直な話、そんなの「VisualなんちゃらとDirectXでゲームを作ろう!」というような本を一冊買って来て勉強せいや!というのが早いといえば早いんだが、それはあんまりだ(笑)
 大体、この組み合わせの場合、最終的にはどんなゲームも作れてしまうわけだし、具体性と現実性が無い。
 そもそも、こんなことをわざわざ聞いてくるような初心者には、ほぼ無理である。

 やはり、最初はどういうゲームを作りたいのかを最小限の形でまとめ、プログラム技術の要らない(多少は必要だと思うが)ツール類で作ってみるのが一番だと思う。
 特にそういう意味では、最初から素材がついているRPGツクールで始めるのがベターだと思う。

 「ツクールでは作れない素晴らしいものを作りたいんですよ!」というわけで、それを作れるようなスタッフを集めるというのを奨める人がいたが、それは止めた方が良いと思う。
 優秀なスタッフが初心者の募集で集まることはまず無い。多分、未来にもそれは無いと断言できる。
 初心者の募集に応募するのは初心者である場合がほとんどである。
 完成どころか、形になるのさえ難しいよ……。

 素晴らしいものを作る以前に、素晴らしくないものでさえも作ることが出来ない現実から目を背けてはいけないよな……。

09/21


「ダイの大冒険」
 「ダイの大冒険」の文庫版、6〜8巻を購入。
 文庫版は22巻まで出るらしい……今後も買うしかないものか……。

 絵や題材としては、多分、大人は見向きもしない作品だろう。
 知っていても、エンディングで賛否両論の作品でもある。
 人間の素晴らしさをこれでもかこれでもかと見せ付けているのに、結局は神の力みたいので勝っちまうしなぁ……。
 味方も結局はほとんど誰も死なないしさぁ(^^;)
 とはいえ、これほどジュブナイルとして傑作といえる漫画も滅多にないと思う。
 今見返しても、直球勝負で友情をぶつけて来るので、涙腺弱い人には危険。
 裏主人公とも呼べる魔法使いポップがとにかくヤバイぐらいに涙腺刺激攻撃(笑)

「ムダ死にじゃなえ…おれはダイのために…勇者のために死ぬんだ…」
「言ってみりゃあ、俺たち人間の未来ってヤツのためにさ…こ…こんなカッコイイ死に方は他にねえよな…」
 と、いいつつ自己犠牲呪文(メガンテ)で自爆……するけど効果がなくてイヌ死。
 後であんた生き返るやん(笑)と知っていても、泣きそうになった。
 何も知らん子供みたら、絶対泣くと思う。
 小学校や中学校の図書館に置いておくと良いのになぁと思ったよ。
 わけの分からん道徳の本よりはよっぽどこっちの方が良い。

09/20


「機動戦士ガンダムSEED」
「機動戦士ガンダムSEED」を久しぶりにみました。
 最後に見たのはいつだったか……。
 そのときは地上戦で、量産型のガンダムみたいのが出ていて、ピンク色の眼鏡っ娘が戦っておって「ピンクの眼鏡」なぞ認めん!と怒っていた覚えがある。
 突っ込むところは別にあるような気もするが、まあきっとガンダムSEEDってそんなもんだろう……。

 で、見たわけですよ。
 いつのまにやら最終話の一つ前らしくて、最終決戦をしていました。
 当然ながらガンダム恒例?のジェノサイドモード。
 主要キャラもそうでないのも死ぬ死ぬ、とりあえず死ぬ。
 月面基地に巨大レーザーみたいのが打ち込まれますが、その途中に地球軍の艦隊があって、壊滅。 乗員が熱で膨らんでパンッパンッと破裂して死んでいきます……嫌なもの見ちまった……。
 今まで死ななかった分、まとめて死ぬ死ぬ、あっさり死ぬ死ぬ。
 ピンク色の眼鏡っ娘もサクッと死ぬ……ピンク色の眼鏡なんて眼鏡じゃないしな。

 で、最終話に関係ある人たち以外はおそらく綺麗サッパリ後腐れなく死んだっぽいです。
「悲しいけど、これって戦争なのよね」というより、ストーリー進行上のまとめとして整理整頓された感じがしました。

09/19


「厄除け」
 完成したソフトを貰った。
 前にいた会社は、下請けだったためか一個もくれなかったので、嬉しいです。
 でも、PS2持ってないのであんまり意味がない……やはり、今後の大会用賞品となる定めか?

 おや? よくみればスタッフ用シールが貼ってない……発売日前にゲームショップに売り払うことも可能ではありませんかっ!?
 先月今月と我が家の財政は壊滅的な大打撃で、ああよく生きてるなぁと自分でも感心しているほどなので、それも有りかと思った。
 しかし、せっかく開発に関わったわけですし、とりあえず、神棚にでも飾っておいて、厄除けにしておこうと思った。
 なにせ、開発に相当苦労……といより不都合というか、不幸というか……ああ、愚痴になりそうなんで、ここいらで止めておくか……。
 そのまあ、なんだ……次のはこれよりはマシにしようという意味の戒めとして飾っておきましょ(^^;)

09/18


「堕落」
 ああ、俺は何をしているんだろう?
 ちょっとのつもりで寄り道したら、そこでコケて記憶喪失とかそういう感じで本道から外れまくってるね!!
 そうさ、俺はもともと真っ直ぐ道を歩けない人間なのさ。


09/17


「世界女子テニスの事件」
 あんまり新聞で取り上げられてはいなかったが、テニスのウィリアムズ姉妹の姉が射殺されるという傷ましい事件がありました。
 女子テニスにはそんなに詳しくは無いのですが、それでも彼女たちぐらいは知っています。
 どうせ死ぬならコートの上で……もう姉妹で大会に出ることは無いのだなぁと思っていたところ、実はウィリアムズ姉妹は5人姉妹で、その長姉が無くなったということだそうです。
 つまり、テニスのウィリアムズ姉妹は健在。
 どうりでに新聞でも大きなニュースとして取り扱わなかったと納得。
 あの姉妹のパワフルなテニスは好きなので、めげずに頑張って欲しいと思う。

09/16


「阪神優勝!!」
 あれほど飛び降りるなと言われているのに飛び込む馬鹿5300人。
 日本人のお祭り騒ぎ気性というより、幼稚化が顕著なだけだろう。
 祭りだったら何をしても良いという考え、どうにかならんものか?
 悪いことは悪いと思える人間であって欲しい。

2003'09上
2003'10上