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<<アカデミー周辺の民族>>

 アカデミーがこの大陸中央部を魔法により生成してから移り住んできた、もしくは近隣に元々住んでいた民族。
 魔導師たちが持つ魔法の力に脅え臣従するものがほとんどであったが、アカデミーの権威の凋落により、大規模な叛乱を起こさないながらも政情不安になる部族も現われている。

<<モカル族>>

 大陸中央部に元来住んでいた民族だが、後からやってきた「アカデミー」と交わらず、そこから離れるように徐々に北部へと移住した民族。
 穏健な一族ではあるが、故郷を追われたと感じる者も少なからずおり、「アカデミー」を敵視する一派もいる。

ダランガ(将軍)

 平原の蛮族モカル族の族長。
 鬼のような容姿と、それに違わぬ武勇を持つが、気性はいたって温厚である。

ホザラート(将軍)

 モカル族長ダランガの双子の弟。
 ミルドリア戦の際、兵を率いて「アカデミー」に協力する。

マサー(将軍)

 モカル族の中で最も「アカデミー」を毛嫌いしている一派の筆頭で、発言権も大きい。
 後でトマトールに説得されミルドリア戦に参加する。

トマトール(将軍)

 マサーの従兄弟ではあるが、「アカデミー」を毛嫌いしているわけではない。
 後にマサーを説得し、自らも兵を率いてミルドリア戦に参加する。

テリエ(将軍)

 成人したばかりのダランガの息子。
 容姿は父に似ず柔和な優男であるが、素質と性格は受け継いでいる。

<<カミル族>>

 大陸西部メルニカ山地一帯に住む遊牧民族。
 大陸中央部の諸民族にあまり触れずに独自の文化を保っていたが、近年の「ナムリアス王国」の北伐に民族的危機を感じ、南進を開始した。

フェッケス(勇者)

 カミル族の一部族の長であったが蛮勇のみで一族を制圧し長となった豪傑。
 その容姿から「山猿」と呼ばれている。
 ナムリアス国の北進を民族の危機と解し、本能で抗戦を決めた。

マッコイ(将軍)

 カミル族の前族長。
 フェッケスの豪勇を目の当たりにし、その座を譲る。
 武に頼りがちなカミル族の貴重な知恵袋といえ、数々の作戦を立案しナムリアス軍を苦しませる。

ディルボア(将軍)

 虎の毛皮をまとうフェッケスの従兄弟。
 マッコイの進言に従い、ナムリアス軍先鋒のマスタイを奇襲し敗退させる。

ジャーフ(将軍)

 普段は羊飼いとして平穏に暮らすが、有事の際は将として羊型の鎧を着て戦う。

バイルガン(将軍)

 ジャーフの養子。牛を模したいでたちで戦う様は、まさに野牛としか言い様が無い。

ヴォケク(将軍)

 ナムリアスの北伐から逃げてきたパルザスの商人。
 ファージェ砂漠に点在する都市で商売をしていた。

ハルルグ(将軍)

 砂漠の野盗であったが、フェッケスの膂力を目前とし改心し仕えるようになった。
 その職業柄、戦闘よりも偵察任務を任されることが多い。